立教大学戦
 
 これで春の公開されている試合は終わりです。昨年と違い、試合数は少なかったのですが、課題の把握と秋に向けた本格的な練習をこれから取り組んでください。

(前半)
 京大レシーブで試合開始。OLに2回生の#64金城君も出ています。最初の攻撃シリーズはフレッシュが取れず3&アウトに。大塚君のパントを立教はほとんどリターンできません。最初の立教の攻撃はパス。DB#24岩村君がナイスカバー。結局、立教も3&アウト。
1Qはどちらも攻めあぐねている感じですが、立教はFGを狙います。しかし、京大のプレッシャーもよく、FG失敗。その後1Q終盤に立教は京大陣深くに入ってきます。2Qになりサイドが変わり、京大が2回目のフェイスマスクの反則。立教はさらに前に進みます。しかし、立教も反則で5ヤード後退します。ここもTDに至りませんがFGを決められて3点先制されます。
 相手キックをリターナー#1河野君が20ヤードくらい戻します。しかし、京大のスナップミスでターンオーバー。このチャンスにゴール前まで迫るもTDに至らず、またもFG。ここで京大選手がキッカーに滑り込んで当たり、ラフィング・ザ・キッカーの反則。このラフプレーはいけません。結局、さらに前に進んで立教大学のオートマチック1stダウン。さらに相手QBが中央を突っ込んでタッチダウン成功。PATも決まり0-10。さらに2Q残り時間3分くらいで、相手パスを京大パスインタフェアの反則。ちょっとイエローが多すぎます。相手QBが持って走るのをなかなか止められません。そしてゴール前インチまで。4thダウンになるもここはギャンブル。QBが飛んでタッチダウン。さらに得点差が広がり0-17に。前半残り1分を切っていますが、京大攻撃はWR#8大工君、#1河野君に次々とパスが決まり、レッドゾーン近くまで。残り時間5秒でFGトライに行きます。蹴ることに集中している大塚君にプレッシャーをかけるため、蹴る寸前に立教はタイムアウトを取ります。秋の本番さながらの駆け引きです。ここは大塚君は落ち着いて蹴って3点を返します。ちなみに大塚君の背番号は#7に今年から変更になっています。

(後半)
 3Qはどちらも得点できません。3Q終盤の京大のディフェンスはなかなか良いものがありました。1回生DL#93草野君が反応良く相手を押さえ、次のプレーで2回生のLB#3助村君のブリッツが入りQBサック!! 相手パントをリターナー#5立花君が大きくリターン。さらにWR#1河野君にパスがヒット。残り10ヤード。ここでQタイムでサイドが変わって4Qに。そしてWR#82白根君TDパスが決まり、ようやく待望のタッチダウン。PATも決まり、10-17。さらに、RB#28宮路君が60ヤードくらい走ってタッチダウン!! 17-17に追いつきます。残り時間7分25秒。この勢いで行ってほしかったのですが、残り時間2分少しで相手がパスを受けた後に左サイドを駆け上がりTDを奪われてしまいます。終盤に守りきれないのは、昨年の関大戦から続いています。近大戦、東大戦と何かデジャブを見ているようです。これで17-24。時間が1分を切って京大は相手陣30ヤードまで。スパイクで時計を止めます。河野君にパスが決まりレッドゾーンまで。残り時間44秒。ここでQB#19田中君はボールを持って走ってしまいました。投げ捨てすれば時計を止めることができましたが、タイムアウトを消費してしまいました。もう残っていません。残り時間36秒。この場面はWR#10玉木君にパスを投げて、そのまま外に出て時計を止めました。あと29秒。そしてWR#82白根君に浮かしたパス。関学の畑君がよく投げていたTDパスです。白根君は背の高さを活かしました。一度お弾きをしたように見えましたが、うまく確保しました。まずはここで6点。23-24になります。PATでは1点で同点ですが、プレーを選択し、2点コンバージョンを狙いにいくと2点入り、25-24と逆転することができます。ここは2点コンバージョンにいきます。しかし、パスターゲットが見つからず、QBが走りましたが失敗。
 時間は23秒。この場面はオンサイドキックしかありません。10ヤードを越えた時点でキックしたほうがボールを確保するとそのまま攻撃が出来ます。大塚君が蹴ったボールは、立教選手が受ける前にバウンドが変わり、それを河野君が取りました。ああ、先ほどのタイムアウトの消費がもったいない。残り時間との勝負です。パスを投げて、うまく外に出し、時計を止めながらFG圏内まで持ち込んで逆転するというプランです。白根君へのパスは失敗で時計が止まります。残り14秒。もう一度白根君にパスを投げますが、相手も2人でカバーしています。残り時間7秒。最後は河野君にパスを投げましたが、時間切れ。あと1プレーできればFGで逆転ができたかもしれません。

 今回、気になった点が2つあります。一つはパーソナルファウルが多かったこと。2回のフェイスマスクやラフィング・ザ・キッカーの危険な反則はいただけません。また、アンスポーツマンライクコンダクト(スポーツマンらしくない行為)の反則もありました。立教大学側からもこの危険なプレーは野次られています。もう一つは、スナップが何かQBと合っていなかったこと。秋本番までもうそれほど時間が残されていません。しっかりと練習をしてください。


今日はチームカメラマンが久しぶりに揃いました

ギャングスターズの登場です

スナップが乱れ、ターンオーバーに

前半終了間際にFG成功で3点を返します

RB入山君

LB#3助村君(2回生)のブリッツからのQBサック

QB#19田中君から→

WR#1河野君にパスが決まります

RB#28宮路君が相手をうまくかわしながら→

60ヤード近くを走りきりTD

LS高井君、H姫野君、K大塚君

このトリオは安定感があります

WR#10玉木君がパスを受けて時計を止めます

ここでWR#82白根君にTDパスを投げます

2人カバーについてましたがうまく捕りました

これで1点差(この後のニテコンは失敗)

大塚君のオンサイドキック

バウンドが変わったところを河野君がうまく捕球

1Q

2Q

3Q

4Q

京都大学

0 3 0 20 23
立教大学 0 17 0 7 24



(写真)
(試合前)
(前半)
(後半)
(試合後)(PW)


(rtv)
http://www.ustream.tv/recorded/65089970


京大メンバー表


 (2015.6.28、6.29写真追加)


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