神戸大学に完封負け
(1Q)
京大レシーブで試合開始。ナイスリターンで自陣35ヤード付近からの京大最初の攻撃はRB#21大上君のラン。しかし、あまりゲインはできません。結局、3&アウトでパント。神戸のラッシュも鋭く、一瞬ヒヤッとしましたが、K#85大塚君はうまく蹴り上げ、#99橋君のナイスタックルで神戸大のリターンをほとんど許さず。神戸大の攻撃も続かずパント。さあ、2回目の攻撃シリーズはどうでしょうか。3rdダウンになり、ここでQBが#17林田君から#88佐々木君に交代しました。#10玉木君にパスが決まりフレッシュ獲得。ハーフライン付近まで来ました。その後の攻撃で、ベンチとのコミュニケーションがとれません。選手が入ったり出たりで混乱しています。前戦でもありましたが、交代違反やディレイ・オブ・ゲームの反則を取られてしまいますので、ここで貴重なタイムアウトを使ってしまいます。さらにリズムが狂ったのか、スナップが乱れ、4thダウンになり、京大のパントになります。ここで神戸大のビッグプレーが出ます。神戸大の選手が早いラッシュでパントブロック。ボールは逆方向に転がります。実は昨年の試合は前半早々に逆のパターンで京大が得点を挙げています。おそらく、リベンジを兼ねてこのプレーは計画されていたのでしょう。神戸大は京大陣21ヤード付近からの攻撃。最後はうまいTDパスを決められてしまいました。PATは一瞬、ホルダーがこぼしたように見えましたが、すばやく直してPAT成功。0-7と先制されます。1Q残り時間4分11秒です。あっという間の神戸大の得点でした。
さあ、気を取り直していきましょう。相手キックを#83山本君がナイスりターン。京大陣40ヤード付近からの攻撃。3rdダウンになってWR#80竹内君に投げたパスがインターセプトされました。相手のパスカバーが上手かったのでしょうが、神戸大も京大の攻撃をよく研究しているようです。攻撃権が神戸大に移り、QBがキープして大きくゲイン。パスは少ないものの神戸大のランは警戒しないといけません。
(2Q)
サイドが替わりました。結局、神戸大はパントになりますが、うまくコントロールしています。ボールはエンドゾーン近くまで転がりますが、タッチバックになる前に神戸大の選手がイリーガルタッチ。京大選手もボールを行方を判断して、早くにボールをすくい上げればよかったかもしれません。京大はセイフティを取られそうな厳しいところでの攻撃を強いられます。結局、パントで25ヤード付近まで返すのが精一杯。その後の神戸大の攻撃は続きます。またもTDパスを投げられますが、アウトオブバウンズだったようでTDにならず。結局、FGトライです。京大応援席は悲しいかな相手の失敗を祈るばかりです。神戸大のキックは大きく逸れて、追加点ならず。本来は神戸大に入っていた3点と思われます。FG失敗した地点からの京大攻撃。RB#21大上君がスピンしながらゲインします。さらにWR#83山本君へのパスが決まり、京大はレッドゾーンまで。しかし、TDパスを投げますが、エンドゾーン内でインターセプトされ、一瞬にして得点チャンスを失いました。しかもタッチバックになり、20ヤードからの神戸大の攻撃...
さらに2Q終盤で、京大パント時に神戸大がパントブロック。ボールは京大のエンドゾーン近くまで転がっていきます。もう、完全に狙っていたプレーと言えるでしょう。ここはなんとかFGで留めますが、神戸大は3点を追加しました。これも長いドライブを完成させて得点したものではありません。最後に京大も攻撃権を得ましたが、ニーダウンで攻撃をせず前半を終えます。
(3Q)
後半の神戸大の攻撃は抑え、続く京大の攻撃はWR#80竹内君や#10玉木君にパスが決まり始め順調に進みます。しかし、4thダウンになり、FGに。しかし、決まりません。その後攻守交替を繰り返し、京大、K#85のパント。ゴールライン近くで止めました。ここはセイフティも狙えますが神戸大も踏ん張ります。
(4Q)
またも京大が相手陣深くまで攻めていきます。しかし、ここでもTDパスがエンドゾーン内で神戸大の林君にインターセプトされます。2回もこのようなシーンがあるのも珍しいですが、ランが出ない分、相手に読まれている部分はあったのかもしれません。一瞬にして、応援席はため息に。またもタッチバックで神戸大の攻撃です。相手#21の選手のリバースプレーに対応できず大きくゲインを許してしまいます。その後、攻守交替。WR#8
大工君に連続でパスが決まり、相手陣に。4thダウンショートになりギャンブル。QBがキープして走りますが止められます。ギャンブル失敗。最後は神戸大が時間を支配し、ニーダウンで神戸大学の勝利。
開始早々、QB#17林田君から |
WR#1河野君にパスが成功 |
QB#88佐々木君からも |
WR#10玉木君にパスが通ります |
2回目のパントブロックでゴール前のピンチ |
このピンチをなんとかFGで留めます |
京大のFGは |
失敗 |
4thダウンでギャンブルに |
RB#21大上君が突破してギャンブル成功 |
神戸大RB#21の選手がリバースで大きくゲイン |
最後はニーダウンで神戸大の勝利 |
京大は初戦の龍谷大学戦に続いて、この試合も負けてしまいました。神戸大は2回のパントブロックから得点につなげています。一方、京大は、ゴール前まで進むも、2回のエンドゾーン内での相手のインターセプトで一瞬にして攻撃権を失っています。前試合もそうでしたが、獲得ヤードは京大の方が上回っています。やはり、詰めの部分の違いかもしれません。(龍谷戦はゴール前での4thダウンギャンブルでのにファンブル、神戸戦は、2本のTDパスをエンドゾーンでインターセプトされタッチバックに)
もう何も気にせず、自分たちのプレーを思い出し、精一杯プレーしてください。ずっと応援します。
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
神戸大学 | 7 | 3 | 0 | 0 | 10 |
(写真)
(試合前)
(前半後半)
京大メンバー表
(2014.9.14)