日大フェニックス戦

2014年5月3日(土)、日本大学との定期交流戦が調布のアミノバイタルでありました。例年は京都
宝ヶ池で行われていましたが、今年は調布のアミノバイタルフィールドで行われました。GWで天気も
よく、京大応援席には、多くのOBや父母の方、ファンが詰めかけました。
試合前に両校の父母会同士でお土産の交換。これは京大日大の友情の証として恒例の行事になっ
ています。

(前半)
13:30にキックオフ。レシーブは日大です。大きくリターンされ、京大陣40ヤード付近からの攻撃です。
このドライブはなんとか持ちこたえ、パントで日大に攻撃権を放棄させますが、絶妙のパントになり、
京大は1ヤード付近からの苦しい最初のドライブ。セイフティの危険もあります。最初のプレーは京大
伝統のランですが、ほとんどゲインできません。2プレイ目はレシーバ陣が3人入ってきました。数ヤード
稼ぐのが精一杯で3&アウト。大塚君のパントでハーフライン付近まで戻します。しかし守りきれず
どんどん攻め込まれてきます。最後は相手#46の選手に中央を突っ込まれ、日大は先制のタッチダウン。
PATも成功し0-7に。日大のキックは転がす作戦。これに京大は以後も苦しめられます。
次の京大の攻撃ドライブもなかなかゲインさせてもらえません。QB#17林田君が投げたパスを相手選手
がチップして軌道が変わったボールを日大選手が倒れこみながらインターセプト。一瞬にして攻守交替。
日大はパスを通し、ゴール前まで。最後は日大QB#10の選手がボールをキープしたまま走りこんで
追加点。0-14に。1Q残り1分30秒。相手のキックはまたもゴロ。バウンドが変わり、リターナーの選手が
もたつきます。ここは大事にいきたい攻撃でしたが、またもインターセプトされました。そのままリターンTD
かと思われたところを、ギリギリでくい止めましたが、結局TDを奪われてしまいます。1Qで早々と3TDを
決められ、0-21と大きく差をつけられます。
2Qに入って、ようやく白根君にパスが決まり、相手陣深くまで攻め込みますが、結局4thダウンになり
FGを選択しますが失敗。さらに2Qで日大がもう1本TDパスを決め、前半を終わって0-28。
やはり大きなラインに苦しめられています。体格の大きな留学生もいます。また日大QBも正確なパスを
投げてきます。京大、これまでの2試合と違い、自分たちのプレーをさせてもらえない印象です。


今日は、赤と

白の対決です。


(後半)
日大のキック。リターナーは山本君。WR#10玉木君へのパス、RB#35田嶋君のランで順調に進むかに
見えましたが、ここで痛恨のインターセプトリターンTD。あっという間に7点を追加されてしまいました。
相手ラインのプレッシャーが強く、パスプロテクションがなかなか持ちこたえることができません。
しかし、京大も反撃します。QB#17林田君からWR#82白根君にパス成功。さらにWR#10玉木君にもパス
が通ります。
ここで相手のファウルにより、20ヤードを切るレッドゾーンまで攻め込んできました。
京大はスペシャルプレーです。林田君から玉木君にラテラルパスを投げ、そこから完全にフリーになって
いたWR#8大工君にTDパスが通ります。しかし、日大は3Qでももう1本追加し、7-42に。
最終Qでも日大はもう2本取ります。PATは1回失敗していますので、結局 7-55で完敗しました。

とても暑い日になり、選手も大変だったと思います。これが今の実力です。課題がたくさん見つかりました。
この敗戦を次につながるようにしてください。


田嶋君のパワフルなラン

今日はWR#8大工君の活躍が光りました

日大DL#54 ジョンソン君

DB澤嶋君とDB今井君


1Q

2Q

3Q

4Q

京都大学

0 0 7 0 7

日本大学

21 7 14 13 55


(写真)
(試合前)
(前半)
(後半)
有志による父母懇親会(PW)


(動画)
 父母撮影ビデオ


京大メンバー表
日大メンバー表

 (2014.5.5)


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