双青戦
2014年4月27日(日)、伝統の東大との定期戦がありました。今年は京都です。昨年から東大と京大の定期戦は双青戦と呼ばれるようになりました。
2009年度に約30競技の定期戦が統合され、大会の名称は交互に入れ替わる主管側の大学名を前に付ける形で、京都大学東京大学総合対校戦(09年度)、東京大学京都大学総合対校戦(10年度)と呼ばれていましたが、「長すぎる」「毎年変わり分かりにくい」などの指摘あり、双青戦に統一されました。「双青」は東大のスクールカラーが淡青、京大が濃青にちなんだものです。両大学のスクールカラーの由来も1920年のボート部の対校戦にあるということです。
(前半)
農Gで14:30東大のキックオフで試合開始。ボールはアウトオブバウンズになりますが蹴りなおさずに35ヤードからの京大攻撃。WR#82白根君にパスが決まります。今日もQB#17林田君との息が合っています。
あれよあれよという間に最初のドライブで白根君にTDパスが決まり先制します。K#85大塚君のPATも決まり7点を先制します。一方の東大も最初のドライブで京大陣深くまで攻め込んできます。しかし4thダウンになりフィールドゴールを選択。キックは逸れて得点入らず攻守交替。ここでウォーターブレイク。気温も高くなってきていますので熱中症対策です。1Qの残り時間も少なくなってきました。ここで京大、ナイスパント。エンドゾーンギリギリのところで京大のイリーガルタッチ。セイフティも狙えるナイスプレーです。東大も何とか切り抜けます。
2Qで東大攻撃もDL#5織田君のQBサックでロスさせ、その後もLB#25須藤君のインターセプトのビッグプレーが出ます。前半終了まで3分を切ってからの京大のドライブでさらに得点を重ねます。WR#83睦(あつし)君にTDパスが決まりました。その前に東大のオフサイドが発生していましたが、declineでTD成立。PATは失敗しますが6点追加。前半を終わって13-0と京大がリードします。昨年の試合とは大違いです。
京大Gangsters |
東大Warriors |
林田君から→ |
WR#80竹内君へのパス |
WR#82白根君へのTDパス |
このプレーでWR#83山本睦君にTDパス |
(後半)
後半は京大のキックオフ。吉村君の強烈なタックルでリターンを許さず。さらに3&アウトでパントに。京大のラッシュが鋭く、なんとか蹴るのが精一杯。あまり陣地を回復することができず、京大チャンスです。しかし、京大もゲインができず、フィールドゴールを選択。しかしキック失敗で追加点ならず。さらに京大は睦君がパスを受け、快足を生かしての60ヤード以上のロングゲイン(TDに見えましたがわずかに届かず)でエンドゾーンまであとわずか。またも白根君にTDパス。中央に走りこんでくるところに投げ込みました。PATも成功し、7点追加で20-0。
東大も4Qで意地を見せます。QB15古屋君がキープしてロングゲイン。京大陣に入ってきます。さらにRB#42宮山君が右オープンを走り抜けてゴール前まで。最後は古屋君がキープして東大のTD。PATも決まり7点、20-7になります。さらに東大はオンサイドキック。DB#18緒方君がボールを抱ええるようにして確保します。このドライブを生かします。試合終了まで2分を切ったところで白根君にロングパスが決まります。またもTDのチャンスです。残り5ヤードで投げたパスがあわやインターセプト。東大選手が落としたようで助かりました。今度はWR#80竹内君にTDパスを投げます。目の前で見ていましたが、アウトオブバウンズの判定でTDならず。なかなかいいプレーだったのですが残念。最後は白根君へのTDパス。今日3本目です。このホットラインは素晴らしいです。
東大も最後にFGを決めて3点返します。結局27-10で京大が勝利しました。
今日は、2回生も頑張っていました。#27の向川(むかいがわ)君は、まるで岡部君の再来のようでした。
オフェンスのセンターも#78山本君が堂々としたものでした。これから楽しみです。
ディフェンスの集まり |
2回生DL#91仲井君 |
OB西君の実況中継 |
2回生OL#78山本大貴君のブロック |
白根君がパスを受けてロングゲイン |
新入生勧誘 |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
7 | 6 | 7 | 7 | 27 |
東京大学 |
0 | 0 | 0 | 10 | 10 |