★今出川ボウルで勝利ならず、同志社と引き分けに
2013年4月14日、同志社大学との試合が行われました。
会場の農学部グランドは、昨年から人工芝化工事が行われていましたが、
そのこけら落としのゲームでもあります。
本気が集まる祭りと銘をうって、11:30から各種イベントが開かれました。
京大アカペラサークルによる公演等が盛り上げます。
その後、いよいよ選手たちの登場です。まず、同志社がグランドに姿を現します。
次にギャングの登場です。この試合から新しいユニホームに変わります。試合前の練習の時は、まだ前のユニホームですが、一旦、着替えに戻りました。いよいよお披露目です。こちらも胸が高まります。そしてグランドに走りながら選手が登場してきました。
これまでの緑とグレーではなく、黒(深い紺?)を基調にしたものです。ヘルメットもメタリックのブラックで、イメージを一新しました。
肩のところには、ギャングカラーであった濃い緑色が残っています。とても新鮮に感じました。
新しいユニホーム登場の瞬間です |
松本京大学長のお話の後、西村監督からも挨拶がありました。
西村監督からは、まず、寄付していただきました皆様にお礼が述べられ、将来のスタンドの増設、オーロラビジョンの常設の紹介の後、このグランドで実現したい5つのことが述べられました。
1.京大生にも来てもらい、愛校心を育てて京大を活性化したい
2.公式戦をホーム&アウェイで行い、アメフトの人気を向上させたい
3.地域の皆様と交流
4.日本におけるカレッジスポーツ文化を醸成したい
5.この環境で日々練習して再び日本一になる
皆様からの御恩をお返ししたい。
また、明日、アウンサンスーチーさんが京大に来る。彼女の境遇は我々に似ている。部員の一人が強い意志と行動で呼ぶことができた。我々も強い意志をもって行動し、上記の5つを実現したい。
国歌斉唱の後、コイントスが行われ、14:00にキックオフ。同志社キックオフで京大レシーブ。同志社が蹴ったボールはエンドゾーンまで転がりタッチバックに。そして、最初の京大の攻撃はQB#19小原君からWR#83山本君への40ヤード近いロングパス。狙いはよかったのですが、これがなんとインターセプト。一瞬にして攻守交代に。この後、相手オフェンスにズルズル攻められ、ゴール前5ヤード近くまで。しかし、ここは踏ん張って、なんとかFGで留めますが、相手に3点を先に奪われます。
次の京大のドライブはRB#7鈴木君のランやWR#10井上喜君へのパスが通り、順調に相手ゴール前まで進みます。そして最後はWRではなくRB#27岡部君へのTDパスが通り、逆転。PATも成功し、7-3に。
しかし、その後はじりじりと相手に攻められます。そして2Qに入り、相手#3にTDを奪われてしまいます。これで7-10と逆転されました。その後も京大はいいところなし。前半を終わってフラストレーションが溜まったような状態です。
後半は同志社がレシーブ。京大キックも20ヤードくらいリターンされる。3Qも同志社の攻撃をなかなか止められません。パスを簡単に決められます。QBにプレッシャーをかけることができていないのでしょうか。同志社のQBは昨年も出ていましたが、横幅もあり、なかなか手ごわいQBです。初めて相手をパントに持ち込みますが、せっかく得た攻撃権もパントで放棄。なかなかリズムに乗れません。この同志社大学のドライブはタッチダウンにつなげます。最後はタックルミスからQBに走られ、7-17に。京大のディフェンスがうまく機能しません。どうしたのでしょうか。
3Qの終わりころからRB#7鈴木君の力強いランなどでようやく攻められるようになってきました。4Qに入り、相手陣深くで4thダウンギャンブル。ここでRB#7鈴木君が気合でゲイン。1stダウン更新。しかしまたも4thダウンになり、FGで3点追加。2回生の大塚君が落ち着いて蹴りました。これで10-17。残り時間9分少々。さあ、ここからです。大塚君のキックは伸びてタッチバック。同志社の攻撃ですが、ここでファンブルが発生し、攻守交代。いい位置から京大の攻撃。最後は井上喜君にパスが決まり、そのままエンドゾーンに、大塚君のPATも決まり、17-17の同点になりました。しかし、その後のリターンが大きく走られます。しかし、ディフェンスが踏ん張り、相手を大きくロスさせます。そして相手パスをインターセプトして、またも京大の攻撃に。3回生QB林田君から同じくWR#80竹内君にパスが決まります。そしてゴール目前までRB#27岡部君が運びます。そして最後は鈴木君が力でTDに。ついに24-17と京大リードしました。残り時間は4分弱。しかし、ここからが守りきれません。最後は再度、同志社にTDを奪われてしまいました。同志社は2点コンバージョンを狙わずにPATによる1点追加で、結局24-24の同点で試合が終了しました。
松本京大学長のご挨拶 |
西村監督のご挨拶 |
西君の軽妙なアナウンス |
井上喜介君のキャッチ |
岡部君がゴール前まで |
最後は本日大活躍のRB#7鈴木君がTD |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
7 | 0 | 0 | 17 | 24 |
同志社大学 |
3 | 7 | 7 | 7 | 24 |
なお、MEPは同志社DB市川君が受賞しました。
京同釜は同点でしたので京大のものとなりました。
今日のゲームは、結局引き分けでしたが、ディフェンスの弱さが露呈されてしまいました。さらに練習を積み重ねて強くなってください。
(2013.4.15作成)